このあと出る本

かんまんが 淵
Kan Man Abyss Along the Diamond River
 
ビーコンヒルパブリッシャーズ刊
薈田純一  著
2024年4月中旬刊行予定
100mm x 100mm 蛇腹製本  P94
ISBN978-4-9912899-3-4 C0072 
¥2728E 定価 3,000(本体 2,728円)

栃木県日光市の「かんまんが淵(憾満ヶ淵、含満ヶ淵)」は華厳の滝から流れ出た清流、大谷(だいや)川沿いにあります。男体山から噴出した溶岩によって形作られた渓谷沿いには、幾体ものお地蔵さんが並び、優しい眼差しを旅行く人にむけています。松尾芭蕉も『奥の細道』行脚の途中に立ち寄っています。この本は蛇腹製本となっています。一頁ずつそれぞれに違うお地蔵様の表情を味わったり、渓谷沿いを歩くかのように全体を広げて愉しんだりすることができます。すべての蛇腹を広げると、その長さは約10メートルになります。